『おーい、ははぁ、ちちぃ』


「お母様、お父様」


『・・・・・・・・・母、父』


「・・・・・どこ」


『・・・・・・・・・』


「・・・・・・・・・」


『いないね』


「あぁ」


『てかここどこ』


「僕が知るはずないだろ」


『ムカツク』










起きた後、とりあえず部屋を出たが、どこに行けば何があるか二人とも知らなかった。
そこでやっと、どちら共の家じゃない場所に連れてこられたことに気づいた。
そして二人で手分けしてこの建物の中を徘徊してみたが、何一つ記憶の中にある物などは無かった。
どうやらどこか見知らぬ屋敷の中に閉じ込められたようだ。







『仕返し、するにもできないね』


「そうだな。今度会った時に倍にして仕返しをしよう」


『うん。でさ、私お腹すいたんだ』


「・・・・台所、さっき見つけた」


『ほんと?連れていって。あ、私ドラコの分のごはんも作るよ。ちょっとなら出来るし』


「・・・・・じゃぁ、頼む」






二人で部屋を出て台所へと向かう。
案外話が弾んだ。

















嫌。・・・ではない













進展。するのだろうか