AM10:26





ほとんどの人が動いている時間。
2人の男女はまだ、布団の中で夢の世界にいた。








君のれて




ゴンッ!!


『!!!』


ムクっ。




『ふ、ん〜!あ〜あ、眠た・・・』


ベッドの角に頭をぶつけて、やっとこさ目が覚めた。
モゾモゾと布団の中から這い出で(頭をさすりながら)
手探りで時計を探し出し、針を見る。



『・・・・・え、10時?』










・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。







ゎぁああああああああああああああ!!!!




ガバァ!!!!


「え!何、何!?!?あぁ・・・なんだ、か」



叫び声に起こされ、布団の中から顔を出したのは
銀髪の男、はたけカカシだった。
口周りを隠す物は、今は無い。



『なんだ、って、カカシ、もう10時だよ!!任務、遅れた!!』


「あー!!って・・・・・・何言ってんの、今日は休みだよ」



一瞬慌てた様子をみせたが、直ぐにまた眠そうな顔に戻り
冷静にそう言い放って、布団の中に戻っていった。


『あ、そか。じゃぁいいや』



案外すんなりと聞き入れ
もまた布団の中に戻っていく。


「あ、戻ってきたの、ちゃん」


布団の中で顔を合わす。


『うん、久しぶりの休みだし、ゆっくりしたいからね』


「そっかそっか。・・・で、今日は一緒にいられるの?ちゃん」



にこ〜っと、満面の笑みを浮かばせて聞いてくる。

かわいいなと思いながら、"うん"とだけ返事をしておき
彼の顔を眺めていた。


ちゃん。そんなに見つめられると俺、恥ずかしいよ」


『あぁ、ごめん。久しぶりにちゃんと顔見たから』


それを聞いて、ふ〜んと言って
反対側に身体の向きを変え、何か考え事を始めた。


なんだろう。と疑問には思ったものの
そこまで深くは考えていなかった。



そして私も同じように、背中と背中を合わせるようにした。


少し経ってから、睡魔が襲ってきた。
とくにやることはないので、そのまま眠りについた。





























なんだか身体が締め付けられて苦しい。
あれ?そういやぁ今、寝てるんだっけ。
起きればいいかな。



眠りについていたことを思い出し
重たい目を無理矢理開けた。



あれ、まだ苦しい・・・
身体になにかまとわりついている。
起きたのにおかしいな、と思い
お腹の辺りを見たら、腕が身体に
絡まりついていた。





『・・・・カカシ?』




彼のせいであることに気がついた。
(カカシしかいないので当たり前だが)
背後から両腕を前で交差させて
私を抱きしめている。




『ねぇ、カカシ?ちょっと苦しい、離して』




「・・・・・・・・・・・・・・・」





反応がない。


試しにもう一度声をかけたが
返事はかえってこなかった。



なんだこいつ。と思ったが
特に何かをする気配は感じられないので
放っておくことにした。









『(・・・・・・・・。眠れない)』


抱きしめられているせいで、身体の自由は効かないし
眠気も覚めたので何もすることがない。
暇すぎるのもなんだな、とか考えていた。


その時だった。











・・・・・・ムニ。




『!?!?!?』


ビックリして身体が少し揺れる。
何事か、と思えば、自分の胸の辺りに
違和感を感じる。






『・・・・・・・・・・・・・・・』








手だ。
これは紛れもなく手だ。
それに、自分のものではない。





ということは、




『カカシ・・・・・起きてる?』



「・・・・・・・・・バレた?」



その声を聞いて、首を限界まで後ろに向かせた。


『あんた!!何してくれんの!!?まったく、こんな昼間っから・・』


「いやぁ〜、実はさ、最近ご無沙汰しているなぁと思ってね」


『は。』


なんだこいつ、おかしいぞ?
反省している様子が1ミクロンも伝わってこないのだけど。


「こいつ反省してるの?って顔してるよ」


『あ?』


「いや、バレバレだからね、顔におもっきし出てるからね。怖いよ、その顔」


うわ。ちょーむかつくんですけど。
しかもちょっと傷付いたし。


『うるさいな。たぶんあんた、こ〜んな顔の女を彼女にしてるからおかしい人だよ』


「そうだろうね。俺、昔っから知ってたよ」


何!?こいつ、自分変人扱いしちゃってるよ。
というか私ホントに傷付いた・・・・


『もう、そのことは置いといてさ、本題に入ろ』


「俺は始めっからそのつもりだったけどね」


いちいちむかつくな。


『あのさ、さっきも言ったよね?私、身体疲れてるって、』


「聞いたよ。それに、俺も身体がものすごく疲れているからね」


『じゃぁそんなことしないで、寝てれば良いじゃん』


なんだよー、怒って損したよ。
そういやぁこいつも身体相当疲れてるはずだよ。
一件落着。よし、寝るかな?


そう思い、布団に潜ろうとしたときだった。


「でもね?。俺は、身体も疲れてるけど、心の方がも〜っと疲れてるんだよ」




・・・・・・・はい?
なんだって?今なんて?


「だから、ね?あっちのほうで、が癒してくれたら、その分任務でがんばれるからさ」


『いや、だからといって、』


やばい。首がぁ!

痛みを感じ、やっと首の変な曲がり方を思い出し、
カカシと同じ方向を向くことになった。



「お願いだ、。いい加減俺、やばいんだ」



先ほどとはうって変わり
切なそうな声が後ろから聞こえてきた。



「俺は・・・・・と触れ合っていたい」


『///っ!!』




そう言い終わった後に、首筋をぺろりと舐め
顔を首元に埋めてきた。



『・・・・・・・・・・・・・1・・』


「え・・・?」



ゆっくりと、カカシが首元から顔を上げるのが分かった。



『いっ、1回だけだからね』



ああああああ、言ってしまった。
かなり恥ずかしい。
顔を向けてなくて良かったぁ
今、ものすごく顔が真っ赤だ自分。










『(あれ?)』


沈黙がはしる。
またもや恥ずかしさがこみ上げてきた。
恥ずかしさを消すために、声をかけた。




『カカシ・・・・・何か言って?(恥ずかしいから)』




「・・・・・。っ!!」



『わ、あ!!!!』



急に口を開いたかと思えば、きつく抱きしめてきた。



『く、苦しいから、ちょっ・・・・』





ちょっと離して。





そう言おうとしたら
口を塞がれた。



急な事だったが、それに応えようとがんばった。
無理矢理唇をはがされる。

口内に、自分のものではないものが侵入してくる。
その入り込んだものが、自分のと私のとを絡ませる。



『ふぁ・・・はっ』




声が漏れる。
恥ずかしくて、頭がパンクしそうだ。




『ん、、はっ・・・・!』




やっとこさ離してもらえた。
息がとても荒い。





『あのさ、ホント急にやるのやめて、息がえらいから』


「ねぇ、。本当にいいの?」


『??何が?』


またしても急に話を変えて・・・
ついていけないからやめてほしい。


「だからさ、その・・ヤるのを・・・・・」


『何言ってるの?自分からヤリたいって言ったんでしょ』


「いや、は身体疲れてるんでしょ?だから、無理はしないでほしいから・・」





まったく、これだからこの人は困る。

自分勝手な行動をする割に、優しさのほうが多いから・・・




『無理なんかしてないよ。それに、カカシが任務を頑張ってくれるなら、喜んで相手をするしね』



「・・・・・・本当に?」



『本当に。それにね、私もカカシと触れ合っていたいから』









































そのあと私は、カカシにたっぷりと愛されましたとさ。










大好きな貴女を注ごう







最後の手抜き、やばいです。
すみません。めんどくさがりました。