夜中の1時
グリフィンドールの入り口が開けられた。
太ったレディーは、眠っていた最中に起こされたので
とても怒っていたが、すんなりと扉を開けてくれた。
先生が近くに居ないか、よーく辺りを見回してから
静かに、小走りで目的地へと向かった。
『・・・・あの、リドル・・・?』
目的の場所、必要の部屋へとたどり着いた。
必要な場所を頭の中に浮かべていると、いつのまにか扉がそこに現れていた。
扉を開け、待ち合わせをしていた人物の名前を呼ぶ。
正確に言えば、無理矢理私を此処へ来るように仕向けた人物を、だけど。
「こんばんは、。遅刻だよ」
そう言いながら、座っていたソファーから立ち上がり、憎たらしい笑みを浮かべ近づいてくる。
『・・・たったの2分でしょ。その前に、私がちゃんと起きられたことに、まず感謝だと思うけどね』
「?男女の力の差っていうものは、ちゃんと理解しているよね?」
『え、・・・・・・う、うん』
ちょっとだけ怒ったように言ったら
逆に相手を怒らせてしまった。ちょっと怖かった。
「まぁ、いい。本題に入ろうか」
本題。
そうだ、私はまだここに呼ばれたわけを知らない。
こんな夜中に呼び出されなきゃいけない理由。
学校内で一番成績が良く、モテるこの、T.M.リドルに呼ばれる理由を
私はまだ聞かされていない。
特に目立つ容姿でも性格でもない。
それに、校則を破ったことなんて特にない。
今日初めて破っただけだ。その張本人のせいだけど。
『あぁそうだ、本題。本題に入ろう。そして早く終わらせてくれ。私眠たいから早く寝たい』
「そんなに急がなくても良いじゃないか。僕たちなかなか話す機会なんて無いんだし」
『それなら尚更早く終わらせなきゃね。気まずくなるもんね』
「・・・・・・・・・」
『じ〜っくり、ゆ〜っくり、分かりやすく話してください』
無言で沈められました。
私弱っ!
いや、でもあいつは本当に強いから仕方がない。
目力なんて最強だもんね。
よし。しょうがないんだ。
「Ms.、僕は君のことをとっても尊敬しているよ」
『・・・・何が』
いやいや頭がついていけないよ。
意味がわからない。
ようやく本題に入ったと思ったら、僕は君を尊敬しているって
どうしたのさ。
なんで私なんかが、学校内で一番成績が良く、みんなから尊敬されているような人に
尊敬されなきゃいけないのだろうか。
『何のことでですか??』
丁寧に、自分ではそのつもりで聞いた。
「何がって、君はわからないのかい??」
クスッと片方の口角をあげて微笑む。
いちいちむかつく人だと思った。
見下されているはずなのに、その笑が美しく、綺麗だと
自然と思えてくるからだ。
少しの間だけその笑みに見とれていた。
すると唇が動き出した。
「今回の変身術のテスト結果のことだけど、僕はもちろん100点で
満点だったのだが、なんと満点の僕より点が上の生徒が1人いたらしくてね」
あぁ、そういうことか
もうわかっただろう?
そう目を合わせて合図をしてきた。
確かに、私は105点をとった。
何故か知らんが、マクゴナガル先生が
「すばらしい、すばらしい!!」
と問題の答え方に絶賛していたらしく、点をくれたらしい。
「・・・・・・・・」
『・・・・・・・・』
え?もしかしてそれで怒ってるとか?
やめてくれ。
私のせいじゃないからね。
マクゴナガル先生のせいだからね。
人任せは悪いとかそう言う問題じゃないからね、今。
「どうして君は5点ももらっているのかな?」
怖い。
この人ニコニコしながら近づいてくるよ。
しかも目だけ笑ってない。口元が笑ってるだけ。
『わ、私知りません!マクゴナガル先生が点をくれたんですっ関係ないんです!』
ただ私は、事実をそのまま言っただけなのに
何でこういうことになるの?
「嘘吐き。そんな嘘を言う子にはお仕置きだね」
『いやいやいやいや。嘘なんかついてないから』
なんか頭逝かれたようなこと言ってるんだけど!
というか何で迫ってくるの!!
そんな嘆きも虚しく、彼はどんどん近づいてくる。
逃げる私はとうとう壁際へと追い詰められた。
『いや、本当に私何も知らないですし、しかも何でこんなことになっているんですか』
「だからさ、どうして君が一番なの?ってこと」
可愛く首傾げたけど、今の状況じゃ全然可愛く見えません。
逆に迫力ましました。
「だからね?僕より上にいる君にはお仕置きが必要だろうってこと」
は?
『・・・・・・・・・・・意味がわからない』
本当に意味がわからないのに、急に怒ったような顔をして私の顎を掴んだ。
と思ったら、そのまま顔を自分の方へと向かせるように角度を上げた。
「普通は僕より上の人物はこの学校にはいてはいけない。いないはずだ」
わぁすごい。めちゃくちゃ自信家だな。
そんなことを思っていると、ぐいっと顔が近づいてきた。
「だからお仕置き。君が僕より上にいるからいけないんだ」
そう言った直後に、自分の唇に同じ感触のものが吸い付いてきた。
君は僕の配下
話が飛んで飛んで飛びまくってよくわからない作品になってしまいました。
読んで下さった方、感謝です。