未だに窓から外を見ると雪が降っている。
は今日、いつもより早く起きて談話室へと走った。










談話室へ行って、すぐに目に入ったのはドラコだった。
なんといっても今日早く起きた目的は、ドラコにあるのだ。
は嬉しくなり、まだ自分へと気づいていないドラコへ、後ろから抱きついた。








「ドラコーー!!」


「うわっ!!貴様、か!!?」


「うわーお、ドラコよくわかったね」


に褒められたって、嬉しくないがな」




















2月14日。今日は俗に言うバレンタインデーというやつで。
なんと言ってもここは外国。この日は男性から女性へと贈り物を渡す日。
そしては、浮かれていた。



今日が初めて彼氏彼女として、ドラコと過ごすバレンタインデーだからだ。
はあのドラコから何がもらえるのかずっと楽しみにしていたのだ。











「ところでドラコ。私に何かあげるものは??」


「・・・・は?」


「・・・・・は?」


「いや、は?はこっちの台詞だ」


「いやいや、それこそこっちの台詞だよ。は?」






あれ?
おかしいな。
この間ドラコに「バレンタインデー楽しみにしてるね☆」って言ったはずなのに・・・。





「ドラコ、本当に覚えてない??」


「??」




まずい。これは本当にドラコは気づいていないようだ。
今日がバレンタインデーということを!!!



ということは、私はドラコから何ももらえなくなってしまうのか!?!?
むむむ・・・そ、それは困る。折角今日という日を楽しみにしていたのに。






「ドラコ、よく思い出して。今日は、何月、何日?」


「2月14日だ」


「そう、それ!!そしてその日は何の日??」


「・・・・・・」


「・・・・・・」


「・・・・・あ、」


「!!!思い出した!?!?」


「・・・あぁ」





よかったあ!!もう、こちとらハラハラしちゃったよ。





「だから、ね?はいドラコ。今日は何をくれるのかな??」





可愛く両手を差し出して首を捻っておねだりをしてみる。
(ドラコが気味の悪いものをみたかのような顔をしたのはこの際気にしないでおこう)
が、しかし






「その、非常に言いにくいんだが・・・・忘れてた」


「・・・・・・」


「・・・・・・」


「・・・・・・」






ん?
今、なんて??






「ド、ドラコくん。今、なんて?」


「だから、忘れてた」


「な、な、ななななな!!!」






なんてこったああああああ!!!!
まさか、ついこの間、三日前に教えたばっかりだよね?バレンタインデーだと・・・!!







「嘘。まさか。えぇぇ・・・」


「すまない。また今度、ホグズミート行った時でいいか?」


「・・・・・」


「・・・・す、すまない」


「いや、いいのよドラコ」








まさかの出落ち。
朝っぱらからこんなにテンション下がるなんて・・・・
はとぼとぼと自室へと帰っていった。














ドラコが密かに笑っていたことも知らずに・・・















「はぁぁ・・・さい・あく」


「どうだったの。今日の品は」


「・・・・・・・あんた」


「何よ、テンション低いわね。昨日は逆にハイテンションすぎるぐらいだったのに」


「はぁ・・・それがね・・・」







かくかくしかじかダイハ(((((
と同室のに先ほどの話をした。
するとこいつ、話が終わるやいなや、大笑いをし始めた。





「な、何で笑うの!!!」


「いや、あんた・・・プッ、、ぁ、ははははは!!!」






とうとう腹をかかえて笑い始めやがった・・・こいつめ。
人がこんなにも悲しんでいるというのに。しかも友達だぞ!!





「ちょっと、酷いじゃんか!!そんなに笑わないでよ、人の不幸を・・・・」


「だって、あんた、ば、バカじゃないの!?」


「バカって、あんた、さすがに言っていいことと悪いことが・・・」





「あるでしょ!!」そう言う前に、が笑いながら、けれど真剣に言った。





「あんた・・・自分の体、よく見てみれば??」





「・・・・・え?」



















どどどどどどどどっ




ばあああん










「ド、ドラコオオ!!」


「お?やっと来たのか」





談話室に急いでいくと、優雅にソファーに座っているドラコがいた。
彼女に気づいたドラコは、「で、感想は?」




「感想って、ちょ、これ・・・」







息を弾ませて、ドラコに詰め寄ると、「忘れてるわけないだろ。バカ」
と、
と同じ事を言われた。






「だって、そんな・・・こんなの、気づくはずないよ・・」


「そりゃぁ、お前、気づかないようにしたんだからな」





いたずらが成功したように笑うドラコに、とてつもなく胸が締め付けられた。

















Chocolateより甘く










「ほら、右手の薬指」


「え?・・・・あっ!!!」


「昨日あんた早く寝たでしょ?私起きて見てたのよ。ドラコがあんたの手になんかつけてるの」


「さ、先に言ってよ・・・」


「えー、それじゃぁ面白くないでしょ?」


「いや、面白いとかじゃなくて・・・」










はい。終わりました。
グダグダ感満載!!!(だってパッと頭に浮かんだの書き込んでっただけだもん)
そして謎も多く残してきました。
なぜドラコが女子の寝場所に入れたのか・・・!?


・・・・・まぁ、ダンブルドア先生にでも聞いて下さいな。