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欲しいもの 今日は晋助様の部屋でのんびりお昼。 晋助様に膝枕をして耳掻き中。 耳掻き中の晋助様は、猫みたいにぐっすり寝ている。 ・・・・と思われる。 今日は良い日だな、と思っていると、自分まで眠たくなってきた。 『ふぁあ〜ぁ、眠っ。・・・・ぉおっ!!でっかいのとれた!!』 でっかい耳クソとれた喜びで、眠気が覚めて 逆に興奮してきた。 っていうか、この人の耳からでっかいのとれるって面白い過ぎる。 『う〜ん、まだ無いかな・・・』 「・・・・・・・・」 『ちっこいのしかないなぁ・・・』 「・・・・・・・・」 『もう何も無いや』 「・・・随分と楽しそうだな」 『え!!お、起きてたんですか!?』 「あぁ、お前の大声のおかげでな」 突然の声に吃驚したのと、興奮した声を聞かれたのとで 顔が真っ赤に染まっていく。 『あ!晋助様、向きを変えてもらえますか?反対の耳も掻きますので』 「・・・・・・」 『晋助様??』 まさかの無反応ですか、晋助様。 私悲しいです。 暫しの沈黙。 その中である言葉が発せられた。 「・・・・ヤリてぇ」 『・・・・・・・・なんですか?』 「ヤリてぇ・・」 あ、ヤリたいと。 未だに盛りですねぇ、うちの大将は。 『それでは遊郭に行きますか?それとも遊女を呼びますか?』 そう言って下を向き、晋助様の顔を見ると 襲ってきそうな勢いで私を睨んでいた。 『フ、フフフ。すみません、冗談ですよね〜』 お願いですから怖いのでそんなに睨まないで下さい。 「・・・・・・・」 『っ!!何でしょうか』 殺さないでください。 ちょっとした間違えじゃないですか。 「お前が相手しろ」 『???何のですか?』 ゆっくりと手が伸びてきて、顎を掴まれた。 「何って・・・分かってるだろう?」 『・・・・・・・』 ニヤリ。と微笑をする。 あぁ、なるほど、貴女はそんなに私をからかいたいのですか。 『えー、私に遊女をやれと?』 「さすがだ。物分かり良い女は好きだぜ?」 『冗談は止してくださいよ。で、どうしますか?』 「俺は冗談なんか言ってねぇ」 『何をおっしゃっているんですか』 「言っとくが、俺はお前じゃねぇとヤリたくねぇ」 『フフフフ。嘘ですよね。今までたくさんの女の人とヤッているじゃないですか』 「今は、違ぇ」 『・・・・・・・・』 「・・・・・・・・」 無言で睨み合う。 すると急に腰に腕がまわり、着物の帯が外された。 『・・・・・・・・・・・・・・』 「・・・・・・・・(シュルシュル)」 ええええええええ ちょっと待ってえええええええええええ 腰にまわって帯を外している手を掴む。 『ちょ、ちょっと!いきなり何するんですか!!』 勝手に頭ん中で解決しないで下さい。 私経験無いですから。 今二十歳ですけど全然無いですから。恥ずかしいけど 「なんだお前、初めてか?」 焦っているのがもろ表に出ていたのか 直ぐに言い当てられた。 『う゛っ・・・・』 呻き声を聞いた瞬間につり上がる口元。 少し嬉しそうに"優しくする"っと言って、身体を起こして私を倒す。 今か今かと待ち望んでいたような興奮気味の眼。 ちょっとは私を女として見ていてくれてる。 そんな期待をしてもいいのかな、と思いつつ一言。 『・・・・・・・・・・・・・痛くしたら、許しません』 「ククッ・・当たり前だ。でも今回だけだからな、優しくしてやんのは」 『え?次もあるんですか?』 「・・・・・・・・」 雰囲気ぶちこわし発言にイラついている目の前の人。 すみません。だから何も発しないで下さい。 「・・・・・おめぇ、激しくするぞ」 『ヒッ!!!』 思いっきり唇を押し当てられる。 初めは少し激しいキス。 でも徐々に優しいキスへと変わる。 大切なものを壊さぬように。 それぐらいの優しい、甘いキスをした。 昔も今もこれからも、 欲しいものは君だけ ちょいと甘にしてみたかったんだyo!! sorry |