2人だけの秘密の隠れ家。
そこに2人くっつき秘密のお話タイム。
「おい、」
『なぁに?ユウ』
それはまだ子どもだったころ。
「あれだ。その、けっ・・・けっ・・」
『なに?け?けって・・・もしかして私のこと!?』
「ちがうっ!!だからさ、あれだよ、あれ」
『あれって言われても、わかんないよ』
言葉の重み、なんて全然知らなかった。
「けっ結婚してくれっ!!!!!」
そんなちっぽけな言葉の重み。
『けっ、こん?・・・・何それ』
「いや、おれも実際よくわからん。アルマに聞いただけだから」
「確か、”愛し合う2人が一緒になること”、て言ってた気がする」
『”愛し合う”・・・・・それって、好きっていうこと?』
「う〜ん、多分・・・・・」
『フフッ、いいよ。じゃぁ早く”けっこん”しようよ』
幼いなりの大きな願いだったのかもしれない。
「駄目だ。おれたちはまだ大人じゃない」
『??なんで?大人にならなきゃ”けっこん”、できないの?』
「めんどうだがそうらしい」
『ふーん。世の中めんどくさいね』
「だから、さ。大人になったら、俺と結婚してくれ。絶対、どんなことがあってもを守るから」
幼い2人はまだ知らない。
現実世界での、自分の立場を。
『えー、ユウに守られるの?どうしよっかな・・・・』
「おまっなんだよその言いぐさは!男は好きな女守るもんなんだよ!」
『はは!うそ!!嘘だよユウ。大人になったら絶対、ね?』
「あぁ、絶対だ」
2人は約束をした。
守れるかもわからない約束を。
小
さ
な
誓
い
果たしてそれは護られるのか