『クロス師匠。知ってます?これって犯罪ですよ』
「何がだ?俺は何も犯してないが」
『いやいやいやいや。こんないたいけな少女襲ってるんじゃ犯罪ですよ』
「大丈夫だ。お前は全然いたいけな少女じゃない。立派な女だ」
『さっきまで餓鬼扱いしてたのは誰ですか。とにかく、嫌がってる時点でoutです』
小さな町の小さな路地裏での一コマ。
任務が終わってやっと身体を休めれると思ったらこれだ。
宿までの道のりを歩いていると、急に服を掴まれて、路地裏に連行された。
どうしたんですか!!と、AKUMAが来たのかと身構えたら「俺の身体が疼いてる」とか言い出して。
外のこんないかにも汚そうな場所でヤるとか言われて・・・・。どうよこの師匠。
弟子襲うって・・・。しかもさっきまでハードな運動してきたってのに。こっちの身も考えていただきたい。
犯罪だ!犯罪だ!無理矢理ヤるのは犯罪だ!とずっと叫んでいると、恐ろしい言葉が降りかかってきた。
「お前なぁ・・・。そんなに言うなら無理矢理ヤらん。けどな、こっちにも策はある」
『どうだか。早く宿に行きましょう』
「、師匠から直々に俺のテクニックを教えてやる。お前は女だから伝授できんからな、教えるだけだ」
『はっ!何言っているんですか。そんなのいいですよ。もっと役だ・・・つ・・』
恐ろしい顔面をした師匠の顔が、あと数センチ、というところまで近づいてきた。
少し顔を後ろに引いて離れる。だって本当に恐いから。
「いいか。師弟というのはな、師匠が弟子に知識・技能を伝授する関係のことだ。わかるな?」
『は、はい・・・』
口答えできない。この顔の師匠に何か言うと何が起こるかわからない。
変に口出ししない方が安全だ。
「俺は今から、師弟の関係でお前に俺のテクを教えてやると言ったんだ」
『そうですね。私たちって師弟関係ですものね』
「あぁそうだ。だから今からの行為をありがたく教えてもらえ。いいか」
『いやっ・・・・・じゃないです。ありがたみをもって教えてもらいます』
「なら早くヤらせろ」
そう言うなり、私を壁に押しつけて唇を奪う。早速舌が入ってきて口内は荒れ放題だ。
さっきいやだ。って言おうとしたら断罪者で殺されるかと思ったぐらいの睨みをきかせてきたし。
本当にこの人、自分勝手な人だな。なんかもう自分中心だよね。なんだこいつだよね。
でもこんな人に惚れてる自分が一番なんだこいつだよって感じだよね。
あ、私この人好きなんだ。
愛
に
目
覚
め
ま
し
た
。
とっくに気づいてたけど