うわぁー最悪だ。よりによって今日ですか。(特に何もないけど)
クロス師匠寝起き悪いんだよね。アレンがやればいいのに。
男のくせに恐いとか言いやがって・・・・。あとで覚えとけよ!
午前8時。
いつもの様にアレンと一緒に朝ご飯を作り、よーし食べるか、というときに思い出したあの人存在。
クロス・マリアン師匠だ。
私はそこら辺に転がって餓死しそうな時に助けられ、アレンはその一ヶ月後ぐらいに拾われた。
なんと言っても命の恩人なのですが、あの時餓死してても良かったかも・・・とか思うぐらいあの人の私たちへの扱いは酷い。
・・・・・・・・酷すぎる。
そしてあの人は寝起きが悪い。(今までの話となんの関係も無い
寝起きが悪い=機嫌が悪い→私たちに何をするのかわからない。
考えただけでもぞっとする。
というわけでアレンとどっちが起こしに行くか言い合っていて、アレンのほうが酷いことされる確率が高いらしいので
私が起こしに行く羽目になったのだ。
くそう。ちょっとぐらい我慢しろよ。まぁ、あの人の場合はちょっとじゃ済まないけどね。
『失礼しまーす。・・・・・クロス師匠??』
おそるおそる師匠のいる部屋の扉を開けて、顔だけを部屋の中に入れて呼ぶ。当たり前だが返事は返ってこない。
アレンの話によると、昨夜トイレに起きたところ、午前4時に帰ってきたとか。
・・・・・・アレンってゆるいのね。
じゃなくて起こさなきゃ。師匠って起こすなっとか言うくせにご飯が冷めてる、とかグチグチうるさいんだよね。
だからね、早く起こさないと私の身に何が起こることやら・・・。
部屋の中へと入り、寝ているであろうベッドへと近づく。
掛け布団が少し上下に動いていて、枕の辺りには掛け布団の隙間から赤髪がのぞいている。
『クロスししょー。クーロースーさーん。朝ご飯ですよ、起きて下さい』
起きない。叩いてやろうか。
というか呼んでも起きないって、AKUMAが来たときどうするんだろう。
『・・・・・・・・・』
この人、実は起きてたり?
じゃぁほっといてもいいか。
『クロス師匠、起きてるんでしょう?先にご飯食べてますよ』
そう言って部屋を出て行く私。
けれども部屋の扉を閉めたとたんに足が止まった。
『・・・・・・・・実は本当に寝てたらどうしよう』
・・・・一応、ちゃんと起きていること確認しておいたほうがいいかな。
扉の前で数秒考え込んだ結果、確認することにした。
もう一度ドアノブへと手をかけて、部屋へと入る。
ベッドへ近づき、顔があるだろうと思われる場所に顔を近づけて話す。
『クロス師匠?起きてますか?本当に寝ていますか?・・・・・・・寝ているなら叩きますよ』
「ほぅ、そうか。叩けるもんなら叩いてみろ」
『えっ!!起きてるの!!??』
急に耳元に恐れていた人物の声が聞こえ、驚きながらも身の危険を感じてベッドから離れた。
・・・・・・つもりだった。
私が布団から離れるよりも速く、師匠の腕が伸びてきて、私の腕を掴む。
そしてなぜか腕を引かれてbed in。
『ちょっクロス師匠?!何するんですか。朝ご飯できてるんですよ。早く食べないと・・・』
「生憎、俺は朝ご飯なんかよりも、先にこっちを頂きたいんだ」
『は?もぅ、何言ってるんですかっ・・・てちょっと!離して下さい』
朝っぱらから変態じみた言葉を発するな!と思った矢先、両腕を片手で頭上に縛り上げられた。
なんだかちょっと楽しそう。私には恐怖の顔面にしか見えないけど。
「離すわけ無いだろ?こんなおいしい体勢を、そう易々と逃がすはずないだろうが。この俺様が」
『いや、でも朝ご飯・・・・』
「いい加減諦めろ。まぁ、お前は俺に拾われた時から、逃げられないけどな」
『そんなっ私はいつでも逃げられ・・・・』
うるさい。と一言言われて唇を塞がれた。
いつもの様に舌が口内に侵入してくる。私はもう抵抗する気力も無くなり、その舌へ応える。
あぁ、今日もまた私の負けか・・と落ち込みながらも、心の隅では自分が求められたことに喜んでたり。
なんだかんだ言って私も随分とこの人に甘くなってしまったなと感じながら、朝っぱらから大人の行為を始めた。
聖人の戯れ
ごめんよアレン。